「大腸カメラで見る」腸相が悪い人にはこんな成人病が多い (2018-01-25)|大腸カメラ 福岡市 まつもと胃腸内科

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「大腸カメラで見る」腸相が悪い人にはこんな成人病が多い

最新ニュース:「大腸カメラで見る」腸相が悪い人にはこんな成人病が多い

2018/01/25

心臓血管系の病気と腸相

大腸には縦走筋と輪状筋という筋肉があり、動物食が多いとこの二つの筋肉が肥厚して短くなります。内径も細くなり腸壁のひだが増え、ちょっとした刺激で簡単にけいれんを起こすようになります。腸の蠕動運動によって腸の内圧が以上に高まり、その結果憩室症と呼ばれる障害も生じてくるのです。

このような腸相で一番問題なのは、便がスムーズに運ばれなくなって便秘がちになり、宿便の原因となる事です。これは大腸ポリープや大腸がんの原因になるばかりでなく、高蛋白・脂肪食によって血中コレステロールが高くなり、高血圧、動脈硬化などにより心臓病、腎臓病、心筋梗塞、脳卒中などを起こす危険性がある事を警戒しなければなりません。

宿便が溜まりやすくなると、腸内の種々の毒素がより多く血液中に吸収され、いろいろな病気になりやすくなるばかりでなく、老化も加速するものです。

コレステロール、中性脂肪、尿酸と腸相

大腸カメラですぐにわかりますが、酸化したコレステロールは血管の内壁に傷をつけ、動脈硬化の発端となってしまうのです。単に血管の内壁にちょっとした傷がつくくらいならまだ修復可能です。しかし血液中のコレステロールが多いと、それが傷口から入り込んで筋肉層の内部で刺激を与え、筋肉層が以上に腫れ上がり、そこへさらにコレステロールや中性脂肪がくっついて脂肪分の固まりができてしまう。これがアテロームと呼ばれるもので、一般的な動脈硬化の原因とされているものなのです。

参加したコレステロールの多い食品の代表は揚げ物で、ほかに乾燥肉、スモーク肉、加熱調理された肉加工品、卵の加工品などです。これらの食品の摂取が子供の間で年々増えているのは不気味としか言いようがありません。かつては高齢者にしか見られなかった動脈硬化が、現在では何と5歳の子供にまで出ていると言われています。

腸壁が肥厚し、硬く狭い腸で便秘がちの腸相の人には尿酸値の高い人も多いのです。これらの悪い腸相に共通して言える事は、動物食を極度に減らし、穀物や野菜、果物などの植物食を多くし、運動をして、胃腸の作用を促進することで腸相を改善し、同時にコレステロールや中性脂肪、尿酸値を下げる事が出来るという事です。

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