前立腺がんと腸相 (2018-01-27)|大腸カメラ 福岡市 まつもと胃腸内科

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前立腺がんと腸相

最新ニュース:前立腺がんと腸相

2018/01/27

肉類の過食、脂肪、バター、マヨネーズ、クリームなどの食事が前立腺がんと深い関連があるというハーバード大学の研究があります。この研究によりますと週5回肉食をする人は週1回食べる人に比べると2~3倍前立腺がんになるリスクが高くなると発表されています。

このように肉・乳製品に関係のある食事を植物食を十分とらないで週5回も食べていたら、私の言う腸相も相当悪いし、前立腺にほかならず他のガンや心臓・血管などの成人病(生活習慣病)も増えるという事は前にも述べた通りです。

動物食によって血中に増えた脂肪酸ALA(アルファ・レノレイック酸)が、前立腺内で酵素の異常活動を引き起こし、前立腺肥大症やがんの原因になっているのではないかと言われています。

前立腺肥大症の人は正常の人より80%血中コレステロールが高いのですが、動物タンパク・脂肪、精製された商品、砂糖などの摂取を最小限にする事で肥大症、がんを予防できるとの研究もあります。他にもビール、カフェインを含んだ飲み物(コーヒー、茶、ソーダ、チョコレート等)、たばこ、その他環境汚染、公害(ダイオキシン、農薬、重金属類)なども肥大症・がんの要因と考えられています。

一方、胃相・腸相を良くする食事、フリーラジカルを除去する作用の強い食物、すなわち全粒穀物(玄米、麦、オートミールなど)、大豆、大豆製品(納豆、みそ、とうふ)緑黄色野菜、果物、海藻をよく食べ、良い水を一日2~3リットル飲み、動物食は魚介類を適量食べ、獣肉、鳥類はできるだけ少なくするといった食事が他の成人病(生活習慣病)の予防と同じく前立腺肥大・がんを予防する方法なのです。

前立腺肥大症からガンに移行する事は無いと言われていますが、前立腺検査(直腸から指診)のとき硬結として触れる小さいガン(直径一~三ミリ)は、ほとんどの場合前立腺肥大の内部に発見する事が出来ます。

また大きな二~三センチくらいのガンも肥大と併存している事から判断すると、大腸ポリープと大腸がんの発生の関係の様に、良性線種から一部が悪性化してくるのではないかといった感じがします。もちろんこれは何の根拠もない私個人の意見ですが。

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