微量でも重要な働き (2018-01-15)|大腸カメラ 福岡市 まつもと胃腸内科

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微量でも重要な働き

最新ニュース:微量でも重要な働き

2018/01/15

微量栄養素、皆様にはあまりなじみのない言葉かも知れません。英語ではマイクロ・ヌトリエントといいます。これはビタミン、ミネラル、アミノ酸を含めて言う言葉です。「マイクロ」とは「微量の」という意味です。ただしあまり重要では無いという事では無くて、炭水化物、たんぱく質、脂肪、食物繊維などよりもずっと少ない量であっても、我々の体に必要不可欠な栄養物であるという意味です。

このマイクロ・ヌトリエントすなわち微量栄養素は、私たちが健康を保つ上に、また病気の予防や精神的・感情的なバランスを保つ上で、非常に重要なものです。しかもこの微量栄養素は、誰にでも必要な基本的な量というのがあるわけです。アメリカではその必要量をリコメンデッド・ダイエタリー・アロウワンス(RDA)と言い、病気をさけるために最低必要な一日の必要量を表しています。

しかし個人によって食生活とかライフスタイルが異なり、単に健康を維持するばかりでなく、毎日の生活を楽しく力強く生きていくために必要な量というのは、ある程度の個人差があるのは当然な事でしょう。たとえ同じ食べ物を同じカロリーだけ食べたとしても、体内への吸収の量とか体外へ排泄される量は、ひとによってその日の体の調子によって、また精神状態、感情の安定性・不安定性によって左右されます。

できるだけ健康なもの、自然なものを適当な量、適当な比率で食べているという人でも、ビタミンとかミネラルとかアミノ酸などが充分取れているかどうかが問題です。人によっては「十分とれいていると思う」という人や「いや、十分に取れてないかも知れない」という人が出てくるかも知れません。

一般的に栄養に対する専門的な知識のない人は、自分は大変よくバランスが取れた食事を摂っていると思っていても、たばこを吸っていたり、お酒を飲んだり、砂糖の入ったものをよく食べたりしています。そのような生活をしていると、微量栄養素の摂取量が慢性的に不足していきます。

この情報を読んだり、他の栄養・健康に関する情報を勉強する事によって、それぞれが「自分なりの健康を維持していく栄養士になる」といった気概を持つことが大切です。

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