炭水化物は大切なエネルギー源 (2019-07-11)|大腸カメラ 福岡市 まつもと胃腸内科

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炭水化物は大切なエネルギー源

最新ニュース:炭水化物は大切なエネルギー源

2019/07/11

炭水化物は消化吸収が一番よく、効率よくからだのエネルギー源になります。良質の炭水化物はでんぷん質、糖質のほかに、食物繊維、ビタミン類、ミネラル分もたくさん含み、からだの細胞の働きも活発にして、血行を良くし、からだに詰まった老廃物や毒素を速やかに体の外に出す働きをしています。

良質の炭水化物は十分消化吸収された時、つまりからだのエネルギー源として使われたあと、最終産物として水と炭酸ガスができます。蛋白質や脂肪の燃えた後のような種々の毒素や老廃物は出しません。

ですから炭水化物は血液を汚さず、からだ自身も消化・吸収のためのエネルギーをあまり使う必要がないので、忍耐力・持久力を付けるには最適な栄養素です。このためスポーツ選手、特に忍耐力と持久力が求められるマラソン選手などは、良質の複合炭水化物といわれる穀物、雑穀物、野菜類、海藻類、果物類を多く食べ、体調を整え体力をつけます。

炭水化物を多く含む食品類には、穀類、雑穀類、豆類、イモ類、それに砂糖、蜂蜜、果糖といった糖類などがあります。そして良質の炭水化物は、精製されていない米(玄米)、玄麦、そば、ひえ、あわ、きび、とうもろこし、アマランサス、キンワなど、またこれらを原料にした黒いパン、黒い日本そばなどに含まれています。

これに対して、精米して真っ白になった白米や精製された白砂糖などは、後でお話する大切な栄養素であるビタミン、ミネラル、酵素などを失った、命を失ったカスのようなものですから、良質な炭水化物とは言えません。

しかしいくら良質の炭水化物でも、もちろん食べ過ぎるのはよくありません。炭水化物=糖質は、多くとりすぎると皮下脂肪となったり脂肪として筋肉や肝臓に蓄えられ、肥満体型を作り出します。がん細胞でさえその発育に、主に炭水化物から得られるエネルギーを使っていると言われます。

ガン細胞というのは活発で若い細胞ですから、その発育は旺盛で、カロリーの制限をすると正常な細胞よりもがん細胞の方が早く弱ってしまう。統計上痩せている人より肥満の人に肺ガン、大腸がん、肝臓・膀胱・胆のうなどのガン、また女性では子宮体がんや乳がんが多いという研究結果もあります。良い炭水化物の摂取もあくまで腹七分目、腹八分目までという事を心がけて下さい。

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