酒・たばこが害になる理由 (2019-07-08)|大腸カメラ 福岡市 まつもと胃腸内科

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酒・たばこが害になる理由

最新ニュース:酒・たばこが害になる理由

2019/07/08

酒・たばこがまずは問題になってきます。体の中にある程度の化学物質を取り入れるという事は、必ず解毒作用をおこないます。酒やたばこを体に入れるとふっりーラジカル(活性酵素)が体の中にいっぱいできるのです。

ストレスでもできますが、紫外線とかレントゲン撮影をしてX線を浴びてもそういう毒物がたくさんできます。フリーラジカルができると、人間の体は老化現象を起こしますし、ガンなども作るのです。

カルシウムをはじめビタミン・ミネラルなどをある程度とっていても、体に対するストレス、つまり酒・たばこ、スモッグなどの環境問題、薬類を飲むこと、そういうことがからだの解毒作用を必要として、ビタミンやミネラルの消費をお置きする訳です。

ですから日常の食事からある程度のカルシウムやビタミン・ミネラル類を取っていても、体の栄養として十分に回らず、慢性的に欠乏している場合が非常に多く見られます。まだ見える形では病気になっていないけれど、潜在性の病気、例えば精神的にいらいらしがちだったり、手足がしびれたり、疲れやすくなっていたり、そういう「病気ではない程度の体の不健康」、そういう状態が慢性のビタミン・ミネラルの欠乏に多く見られるのです。

フリーラジカル(活性酵素)としては
①スーパーオキシドラジカル
②ヒドロキラジカル
③シングレット酵素
④過酸化水素
⑤脂質過酸化ラジカル
等が代表的なものです。

私たちの体の内部では呼吸して取り入れる酸素の約2%がフリーラジカルに変化すると言われています。これは各細胞の中に有るミトコンドリアが酸素とグリコーゲンからエネルギーを算出するときに副産物としてできるものです。

ふつう、体の内部には強力な活性酵素の害を防ぐ防御機能が備わっているので、からだに害を与える前に処理してしまう事ができます。すなわち、体内でSOD、カタラーゼ、GSH,グルタシオン・テリオキシダーゼなどの酵素を作り、その害を予防する働きがあります。

一方、フリーラジカルは体内のホルモンの生産に関与したり、体内の何全何百という数の酵素の活性化に携わったり、細菌やウィルス感染があった場合、体内の免疫機構系で有力な武器としても使われています。

詰まりフリーラジカルは健康づくりにも役立つが、過度に発生した場合や生体中にバランスよく抗酸化物が存在していない場合、老化やいろいろな病気を作る危険なものでもある訳です。

現在、私たちは体の処理能力を超える様な大量のフリーラジカルを発生させる環境で生活をしています。例えば、紫外線、放射線(レントゲン線)、超音波、電磁波、排気ガス、排煙、農薬、除草薬など、また種々の薬品、もちろんタバコ(副流煙を含む)アルコールなどから植物油・脂肪の取りすぎもフリーラジカルの大量発生の原因を作ります。

病気を予防したり、長寿を保つためには、知らない間に体内に発生しているこのフリーラジカルの害を取り除く栄養摂取、すわなち有機栽培・無農薬の精製されない穀類・野菜・果物・海藻類をよく食べ、良い水を一日2・3リットル飲み、適度な運動とストレス解消のための精神的訓練等が必要となります。

抗酸化作用を持つものとしてはビタミンA(βカロチン)、ビタミンC、ビタミンE、ミネラルではセレニウム(セレン)、カルシウム、亜鉛などが代表的なものです。穀物、野菜、海藻類、果物類にこれらのビタミンやミネラルが多量に含まれていますが、このほかにも強い高酸化力作用を持つ物質としてフラボノイドがあります。

これは生きていく上に絶対必要なものでは無いので、ビタミンとして分類されていはいませんが、強力な鎮静作用、抗炎症、血管壁強化、血流循環改善、視力改善、細胞・ウィルスに対する抵抗力増加、肝機能増進およびコレステロールの低下作用に役立ち、特にビタミンCと併用した場合、その作用が倍加すると言われています。

これらの植物は特に強い太陽の下で生育した場合、当然ながら強い紫外線によってできると思われるフリーラジカルを除去する物質として種々のビタミンやフラボノイドを製造したり、土壌からセレニウム、カルシウムなどを吸収し、葉や果実の中、穀物や種子、根(根菜類)に多く貯蔵しています。

ビニールハウス栽培や日光にあたらないようにして作った野菜は抗酸化物製造の点からも我々の健康保持のために反省すべき余地があると思われます。すべての食となる植物は生きた土壌すなわち農薬・除草薬・化学肥料を使用せず、有機肥料を入れ、ミミズを住まわせ、良い水を入れた土地で太陽によく当たらせて作るべきものです。

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