便秘は憩室の原因にもなる (2019-07-05)|大腸カメラ 福岡市 まつもと胃腸内科

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便秘は憩室の原因にもなる

最新ニュース:便秘は憩室の原因にもなる

2019/07/05

前にも言いました様に、特に牛肉を毎日大量に食べている人には、S状結腸に強度の憩室がみられます。十年、二十年もそのような大量の肉食をしている人には、憩室というポケット状のくぼみが、S状結腸だけでなく、下行結腸、横行結腸にもみられます。

このような腸では硬く狭く、部分的にけいれんとか収縮がみられるので、便やガスの流れが著しく阻害されますが、同時に植物性の食べ物、すなわち穀物類、野菜、果物などを良く取っている人にはあまり便秘はみられません。

というよりも、毎日そういう人はトイレに行って、十分排泄しているのですけども、実際には腸の流れが悪い事によって宿便があちこちに残存する事になり、大腸の疾患、特にポリープとか大腸がんになりやすくなるのです。

大腸に憩室が多くある人でも、一旦肉食を極端に少なくしたり、ほとんど食べないでいると、腸の壁は1年位で柔らかくなり、けいれんも少なくなることによって腸の流れが改善されます。結局、腸相が良くなる訳です。すなわち植物性の食物を90%くらい食べ、動物食として魚介類を主として10%くらいの割合で食べることをおすすめします。

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